１．排気音がショボイ←変わらず
ショボイです（笑）。スーパーカブの音を大きく、低くしたような感じです。まあ社外品マフラーが結構出てます
ので換えれば迫力あるサウンドが楽しめます。

２．乗っていると尻が前にずれてしまう←改善
０２年モデルでは、シートがタックロールになったので前にずれません。

３．１４０km／ｈ超えるとハンドルがブレる←改善
TT１００装着車に多かった様ですが、０２モデルではありません。

４．足を出すとステップにふくらはぎがぶつかる←やや改善
ぶつかります。特に停止時というより、低速のすり抜けで足をバタバタさせている時、邪魔になります。

５．タンクパッドがニーグリップしにくい←改善
形状、厚さなどが見直されたようです。私にはフィットしています。

６．峠でちょっと頑張るとすぐにステップを擦る←変わらず
擦ります。バンクセンサーを取り除けばもう少し倒せるかな。

続いて、各ステージでの独断と偏見に近いインプレ及ぶ所感です。コメントは全てノーマル
での話。《追加》表記はマフラーを換えた後のコメントになります。

〈街乗り〉　燃費約２０〜２５km／L

２〜３０００ｒｐｍのトップで大体６０〜８０km／ｈ当たりが一番気持ち良い。３５００〜４０００ｒｐｍくらいになると、若干不快な振動が始まり、加速も鈍ります。これ以上回したくない気持ちになり、これがスピード自主規制につながっているのですが…。(これを抜けるとまた振動がなくなり、加速しだします）
初期加速はいたって穏やか。アクセルをちゃんと開かないと他車を先行できません。（逆に言えばしっかり回せばそこそこ速い）車と車の間隙をぬってズバッズバッと移動していく走り方は苦手です。
ハンドル幅は標準レベルと思いますが、ミラーの高さが車と同じ位置にあり、やや気を使います。足をついてドタドタすり抜ける時、ステップがふくらはぎに当たります。ステップはスプリングが緩めなのか簡単に倒れ、ふくらはぎが痛くなるようなことはないのですが。
ヘッドライトカバーに映る街の灯はまるで万華鏡の様。（ちとオーバーか）それを見ながら走れるペースがこのバイクの街乗りでのスタイルです。スクータに抜かれても気にせずにノンビリ行きましょう。

〈高速〉　燃費約２０km／L（１３０ｋｍ／ｈ以上巡行）〜２５km／L（１１０ｋｍ／ｈ以下巡行）

街乗りでやや不満だった３５００〜４０００ｒｐｍを抜けて４５００ｒｐｍくらいまで来ると、2段目のロケットが点火したように、再び車速が伸びます。そのまま１８０ｋｍ／ｈまでいってしまうそうです。私はまだ、１６０ｋｍ/ｈまでしか出してません。１４０ｋｍ／ｈでハンドルがブレると聞いていましたが、私のWでそれはありません。
（因みにタイヤはＴＴ１００です。）追い越しはドカンと追い越せるわけではないのですが、ストレス無く完了できます。１５０ｋｍ／ｈ超えると風との勝負。このバイクだと伏せて走っても様になります。これが同じスピードでもリッターネイキッドでやるとちょっと恥ずかしい…。サスが柔らかいので、ちょっとしたギャップを拾うとしばらくふわふわ落ち着きませんし、１２０〜１３０ｋｍ／h巡行くらいが適当かなと思います。

《追加》
この間１８０Ｋｍ／ｈまで出してみました。そのとき感じたのですが、排ガス対策各車のほとんどがそうだと思うのですが、トップの伸びが悪い。4速の方が一気に１８０ｋｍ／ｈまでいきます。メーターでは結局１９０ｋｍ／ｈまでいきました。なんにしても風圧が強くて強くて。でも、その横をＢＭＷがズバーッと抜いていくわけですな。

〈峠〉　燃費？？？

小僧のごとく走る事はできません（笑）。ちょっと頑張るとステップが容易に接地します。ややアンダーステア気味ですが、気にならないレベル。サス・ブレーキ・フレーム・ステップ等など、限界は見えているバイクです。見えないのはタイヤ（ＴＴ１００）位なモンです。バイクと相談しながら、その時々の状況で安全で且つ最も気持ちの良いスピードでクリアしていく。そういう走り方が楽しいバイクです。別な言い方をすれば、オフ車でややガレた林道をガンガン駆け抜けて、転びそうになって、最後は「おもしろかったぁ~」的な、悪条件を乗越えての快楽と達成感を感じてしまう。そんなスタイルです。

《一般道：ツ−リング》　燃費２５〜２７km／L

ここはもはやW６５０の独壇場と言えるでしょう。軽い取りまわしで、通り過ぎちゃったあの店、あの風景、あの温泉にすかさずUターン。突然現れたジャリ路もためらわず突き進めます。２〜３０００ｒｐｍの気持ち良い回転域で流せばリッター３０ｋｍ／Lいってしまうでしょう。リッター３０kmっていったら２５０の単気筒並です。すばらしい。
シートは１００ｋｍくらい一気に走るとやや痛くなる程度。逆に休憩の良いタイミングとなります。ローハンでも十分快適なので、渋滞した都心部でも乗るという方はローハン方が良いと思います。雑誌でW６５０が川渡りをするシーンが良く見受けられますが、あれはイメージ写真です。ホントにやったらあっという間に底擦ります。やめましょう（笑）。

《降りてみて》　

エンジンを止めるとキンキンという音がマフラーやエンジンから鳴って、一仕事終えたマシンの存在をアピールしてくれます。バイクを知らない人が、バイクと聞いて思い浮かべるオーソドックスなスタイルでありながら、前後ホイールの間隔、その上を覆うフェンダー、シート、タンク、ハンドルのバランスが良く、旧車と比べればやはり洗練されて、眺めて楽しいです。センタースタンド付なので後輪、チェーンのメンテが非常に楽。前輪も浮かせられるのでホイールの掃除も楽です。またエンジンやマフラーまわりに適当に隙間があって、奥まで手が届くのでしっかり磨けます。


《細かい一言二言》

○ ウィンカースイッチのグリップが良い。オーソドックスに見えて実は人間工学に基づいている？？？
○ キー（指で持つ部分）の大きさ、形が良い。←穴にさして回す時に回しやすい。
○ ホーンの音量は適量。音色はやや低めでW６５０らしいです。
△ライトはもう少し明るめのほうが良いかな？何つっても旅バイク。真っ暗道も走るんだし。
△走行メータ、時計の液晶切換は、ハンドルを放さずに出来る様にして欲しかった。
△燃料計はつけてもらいたい。街とツ−リングでは燃費に差があって、航続距離が読みにくい。
×小物入れを大きく。←書類入れ程度。カッパは入れたい。
×雨天時のブレーキが効かない。
×リアウィンカーが邪魔でサイドバックがつけられない。←移設キット有。でも最初から移設してくれ。

《所感》

デビューはカラッとした快晴でした。しばらく走っていると突然、街や人や,木々や車が輝き出したんですよ。なんかこう夕日なんかも当たっちゃってキラキラと。今思えばＷ６５０に乗って「あっ楽しい」と思えた瞬間、脳の中で、感受思考機能がグッと増幅され、いつもの景色が素晴らしく感じられたのでしょう。色々バイクを乗ってきました。ある意味これまでは排気量・スピードをより拡大させ、それを克服することに醍醐味を感じていた自分でありますが、そろそろバイクを通して自分がどれだけ乗り手としての幅や深さを醸し出しえるのか、そこら辺に焦点をあてて死ぬまでバイクに乗っていきたい。その節目の最初のパートナーとしてＷ６５０は間違いなかったと思います。同じ機種を次も、またその次も買う人がいますが、かなりそれに近くなりそう。

《追記：10,000km越えてこう思う（２００３．３）》

9ヶ月目で10,000ｋｍを越えました。ＢＭＷは巷じゃ10,000ｋｍ越えてからようやく本調子になるなんて言われますが、これはＢＭＷだけじゃなくＷ６５０にも当てはまっており、現在買った時より調子が良くなってきています。もっとも、10,000ｋｍ程度で調子が下降するなんて原付じゃあるまいし、全ての大型クラスは10,000ｋｍ越えてからが旬の時。ＢＭＷだけが特別ではないので、雑誌は「さすがＢＭＷ！」なんて書き方はあまりしないで欲しいもんです。

話はそれましたが、現在10,000ｋｍ越えてタイヤはまだ残っているし、燃費も２０ｋｍ/Ｌを切ること無いし、リコールは１回ありましたけど大きな故障はないしで金があまりかからない事。また、やるときゃそれなりに速いし、取り回しも楽だし、ゆっくり走ればこれまたイイ味を出してくれるしで剛柔の２面性を兼ね備えたすばらしいバイクと評価しています。
私のは２００２年モデルですが、それ以前のモデルの欠点を色々改善した様で、先輩オーナー達が語る諸症状を乗っていてほとんど感じません。これからも新モデルはどんどん良くなっていく事でしょう。トライアンフと良く比較されますが、Ｗ６５０の約１．７倍する価格に対し、１．７倍分Ｗ６５０より良いかと言うとそうではなさそうです。トライアンフが劣っていると言うよりＷ６５０がそれだけ優れているということでしょう。
でも欲を言えばトラと同じ価格で良いからもう少し馬力を上げて（７０〜８０ｐｓくらい）、サスがしっかりしたのになったＷ９００なんてのが出るとうれしいのですが・・・。Ｗ６５０で敢えて不満を言えば、ちゃんと回さないと２５０スクータを振りきれない事とサスペンションなんです。

アフターパーツ系では大和マフラーがトップにあがりますが、最初は高音が目だち、音量も思ったより大きくて正直言って失敗したと思いましたが、最近は段々音がまろやかになってきて満足してます。パイロットスクリュー調整とKLEENカットでアフターファイヤーもなくなり、高速域の伸びも良くなり換えて良かったです。その他下の記録簿に書いたパーツ達も全て満足しています。但しイリジウムプラグについてはノーマルマフラーの方のみオススメとしておきます。


《追記：２0,000km越えてこう思う（２００４．４）》

1万から2万ｋｍまでは1年と1ヶ月。ツーリングになかなか行けなかったせいかちょっと伸びが鈍かったです。現在あいかわらずの好調を維持。トラブルも無く、燃費も街乗りで２０ｋｍ／Lをキープしてくれます。驚くことにリアブレーキとフロントタイヤは、いまだに交換していません。どうなっているのでしょう（笑）.。とにかく金のかからないバイクです。その分オイルは３０００〜４０００ｋｍ走ったら交換、ガソリンはハイオク使用とそっちに金かけております。
さて、ここにくるまでに様々なケミカル品・パーツを装備・交換してきました。換えて良かったと思うものは下記の「W550記録簿」に（おすすめ）マークをつけてます。責任持てませんが、自信を持ってオススメできると思います。
逆に言えばついてないのは一長一短があります。改めて思うのは下手にやるとノーマルよりかっこ悪くなる或いは性能落ちるというパーツも多々ある事。 とは言えこればかりは自分でトライして失敗してようやくわかるという世界なので、人が何言おうとしょうがないんですけどね・・。
つくづくＷ６５０とはＷ６５０のコンセプトの範囲で乗っている分にはノーマルでデザイン的にも機能的にも高い完成度を持ったバイクなのだと感じました。

さあ、まもなく車検です。その頃には丁度リヤとフロントタイヤの交換時期。ついでにブレーキオイルとフロントサスのオイルも交換しようかな。これまで色々乗ってきて、３万ｋｍ辺りがバイクが調子悪くなる最初の鬼門の様な気がします。無事に乗り切れれば（既に１６万ｋｍ乗っている先輩オーナーもいるようですが）この先も果てしなく付き合っていける気がします。



《追記：３0,000km越えてこう思う（２００５．６）》

これまで乗ってきたバイクの何台かは走行距離3万Km越えると何か調子悪くなって金のかかる修理などが発生していたのですが、今回は何事も無く3万ｋｍを迎えました。調子良く走っております。さて、石の上にも三年と申しますが、かなり自分の乗り方や感覚にはまったバイクとして熟成（果物か！）してきており、これも数々の（大していじってないけど）ドレスアップ、機能アップに導かれたものであると思っています。当初お散歩バイクとして金かけないなんて思っていましたがダメですね。なまじ回せば４００ｃｃのスーパースポーツ程度には十分に張れるポテンシャルはあるので、走りの面での性能アップについつい投資・・。と、ここまで書いて俺はいったいいくら金かけたのだろうと思い計算するとオイルやブレーキなど消耗品を除きえ〜と・・ピッピッピ（計算機たたく音）・・・ゲッ！3１3,799円。車両代合わすとリッターバイク買えますな。まあマフラー2本買ったのがデカイのですが。（←その程度でビビルなとカスタム好きな諸兄からは言われそうですが）
現在のマフラーであるナサトラは装着後1万5千ｋｍを越えイイ感じで抜けてきました。音が迫力を増してきたような・・。坂道を登る時なんかはバババッといい音で、わざとギア高めにして低回転で上っております。

リッターやレプリカでチンタラ走っていると「見かけ倒しかへタレめ」と思われがちですが、W650は原付に抜かれても特段どう思われることも無く、逆に気合入れて走るとW650があそこまで走るとは知らんかったと称えてもらえる得な？バイクです。知らない人には遅いバイクの認識なんですね。SRや８８３と同じカテゴライズにされがちですが、やはり現代のエンジンですから。「ナメてかかるなよW650を」なーんて強気なこと言ったりして。
そういえばまだリアブレーキパッド一度も替えてません。なくならないし、制動力も未だあるのですがどうしよう（笑）



《追記：40,000km越えてこう思う（２００６．７）》

免許とって二十余年、乗ってきたバイクは15台以上な私ですが、これまで4万ｋｍ越えたバイクはたったの2台。まあ飽きっぽい性格なんでしょうが、とりあえず３台目となりました。ここまで来て驚きなのは電気系（バッテリーやライト、ウィンカー等）は一切変えていないこと。球切れなんて普通にあるわけですが、これが一切無い。燃費は街乗りで２３ｋｍ/L、ツーリングでは３０ｋｍ/L以上と良くなってきております。メーターがやや曇ってきていますが、気にならない程度で、それ以外は支障が出ていません。
昨年８月に浮気しそうになったスポーツスター８８３と比較しましたが、乗り味は互角、走りは上回っていることを確信しました。
さて次は５万ｋｍです。この域に達した私の歴代バイクはありません。（ゼファー１１００の４６，０００ｋｍが最長）メンテを怠らず大事に乗って行きたいものです。



《追記：50,000km越えてこう思う（２００７．８）》

ついに5万km超えました。前回書きましたが、飽きやすい？自分にとってここまで共にしたバイクは無いのです。とはいえそろそろガタも出始め、フロントハブのベアリングが欠損交換、スピードメーターの照明が点いたり点かなかったり、「リアのダンパーがそろそろ交換ですね」と指摘されるなど、各所の修理交換が必要になってきているようです。まあ適宜メンテしていきましょう。20,000ｋｍ以上使ったチェーンを交換したら、なんかすっごく乗りやすく楽しくなって、やはり気持ちよく付き合っていくためにもメンテは怠らずマメにチェックですな。
とはいえバッテリーや電球類は未だ交換しておりません。どこまで行ったら切れるのだろう。（笑）まあとことん行ってみよう。走りも燃費も程ほどに良いし、マフラー音もこなれ、全体にヤレ感も出てきて良い感じ。以前W900が欲しいと言ってましたが、出ても買い換えないかも・・・。そのくらいもう私にピッタリなバイクであります。
これからどんどんデカイの乗ってステップアップするんだ！という方には勧めませんが、そろそろノンビリ行きたいという人には強くオススメしたいバイクです。たまにヤンチャ心出してもそれなりにつきあってくれるポテンシャルはあるし。



《追記：60,000km越えてこう思う（２００９．４）》

5万km超えた時、スピードメーターの照明が点いたり点かなかったりが始まって1年半以上ですか…。でもバッテリーは未だに換えずでおりますが、おそらくこれがヘッドバルブとテールバルブの球切れを引き起こしたと言えなくもなく、電力安定のためにはそろそろ交換したほうが良いのかもしれません。
6万キロ越えてエンジンは特に調子悪くなることもなく、逆に燃費がどんどん良くなってきております。長年付合ってきて、パーシャルなポイントで自然に乗っているのかもしれません。もしくは昔のBMWのごとく、5万ｋｍ越えてアタリが出てきたか。ナサートは古くなってきて前より音が大きくなってきております。とは言え音質は最高なので換える気ありません。そろそろリアショックのメンテナンスも必要ですが、取り立てて不便を感じてないのでこのままか。要はとにかく、オイルさえしっかり換えていれば大きな問題もなく過ごせるのかと思うこのバイク。愛着は増すばかりですが、ついに生産中止となり、今年の秋にはFI化して復活するとの噂もあり、その時はいよいよW900登場かと期待もしております。
マメに洗車もしておりますが、経年劣化はしょうがなく、錆も多少滲むように出てきております。が、全体のヤレ感はやはり、新車ではだせない味。W900出たら本当に迷い苦しむことになりそうです（笑）



《追記：70,000km越えてこう思う（２０１１．５）》

2年かかって1万ｋｍとは少しづつペースが遅くなってきましたな。まあしょうがない子育て真っ最中（笑）。さて7万ｋｍ越えました。この欄に良く出てくるバッテリーはまだ換えていません。その古びたバッテリーを使っているせいか最近失火したような息つぎが見られるようになり、そろそろ真面目にバッテリー交換を考えようかと思います。（と言ってまたきっと換えないでしょう）
今年W800がでました。馬力が６０ｐｓ以上だったら検討の余地ありでしたが４８ｐｓ。雑誌によると走行フィーリング変わらず、但し、低速の出足が良いとのこと。W800 が出たことで、もうこれ以上大きな排気量のWは出ないでしょう。よって迷い苦しむ事もなさそうです。私は昔っからパンクが多い人間で、スポーツスターのようなキャストホイールタイプが出たら、もう少し考えよう。もはやもうあまりいじりたいと思う個所も無く、マイWとしての愛着もひとしお。よほどのスペックの変化が無いなら今の方が良いと。７万ｋｍですが、相変わらず走り自体は調子も良く、燃費も街乗りで２３ｋｍ/Lくらいは行くので、エンジンはまだまだ行けそうですが、
この間ブン回わしたらそれからなんとなく調子が悪くなったような感じがして、一度W800で良いから試乗でもして、現状の私のW650はどういうコンディションなのかなぁと思っている次第です。悪ければ少し時間と金かけてバイクドックに入れようかな。そんなことがチラチラする時期が走行７〜8万ｋｍあたりかもしれません。



《追記：80,000km越えてこう思う（２０１３．７）》

もはや2年かかって1万ｋｍのペースとなってしまいましたが、ひとまず地球2周分の距離を11年かけてこいつと走ったことになります。この間ついにバッテリーを交換。またメーターの照明がスピード、タコメータともに切れたので交換しました。
この間のGWにスピード違反でキップ切られてしまい、以降ちょっとスピード抑え目に走っていたら、燃費が一段と伸びて、街乗りで２５ｋｍ/Lがアベレージとなってきました。エンジンの調子は依然良好です。この間、風で横倒しとなりミラーの破損、交換となりましたが、ミラーはやはりゼファー１１００のが振動抑えられて良いです。３０００ｒｐｍあたりでの振動不快の方は是非お勧めします。
さて、ここまで来たら１０万キロ越えも見えてくるわけですが、このペースだと4年かかるわけで、つまりは買ってから15年という長い月日をW６と付き合うわけです。これを達成したら浮気性な私には奇跡となります。。大きな故障と大きな事故、怪我に気を付けて、大事に乗ってい行きたいものです。（とはいえヤマハのBOLTがちょっと気になる今日この頃）



《追記：90,000km越えてこう思う（２０１６．２）》

全体的にヤレタ感じが各所に滲み出してきている。各所のさびはもちろん、ゴム類のひび割れ、ケーブル断線など、特にウィンカーがもげて取れてしまったのは13年の月日を物語っている。とは言え走りはこれまでと何ら変わりなく、マフラーから響くサウンドは本当に聞いていて気持ちよく、バイク屋に行けば誰もが「渋いっすね」とほめてくれるこのバイクはもはや手放せないわけです。
Ｗ８００のキャストホイール仕様がでないかなぁ。敢えて買い替えるならチューブレスのＷ８００なら買い替えてもいい。しかし出ませんね。オドメーターがリセットされてしまい修理に出したらケーブル断線が3か所あったらしい。理しましたが、なぜかホットグリップが使えなくなってしまった。電気は通っているのだけど。それと振動が少し大きくなってきたか。免振ラバーも交換する必要があるかもしれない。何か色々交換しなくては行けない時期となってきましたが、不具合をすべて直そうとしたら軽く30万円は行きそうです。そろそろ買い替えの時期なのだろうか。
取りあえずは10万Ｋｍたどり着いたら考えるか。ＸＳＲ７００がちょっとやばい。ＢＯＬＴは相変わらず食指が伸びる。どうしよう。でもＷ６はやはり最高なのであります。



《追記：100,000km越えてこう思う（２０１８．１）》

９万�qを越えてからはじわじわと経年劣化によるパーツ交換がありました。特にウィンカーは4つある内の3つが根元からもげて交換となりました。純正ウィンカー結構高くて、2つめからはオークションで中古を買いました。
シートも水がしみ出してしまいこれもまたオークションで購入しました。
ベベルギア音が高くなってきている気がします。またキャブのＯＨとか必要なのだろうか。燃費はツーリングで３０�q/Ｌ、街乗りで２３�q/Ｌと順調ですが、どこまで走れるのかわからないこのバイク、どこまで直せば良いのかと考えます。
・フォークブーツのひび
・フォークオイル交換（10年以上やってない）
・リアサス（カヤバ製）は10年以上メンテナンスしていない（多分交換したほうが良い）
・スプロケ＆チェーン
・クラッチワイヤーが渋い
・バッテリー
・スポークの錆はどうしよう
あたりがそろそろ替えていかないといけない箇所です。

閑話休題。
この15年以上の月日の中で幾度かはＷ６５０も買い替えの危機がありました。
スポーツスター８８３　ＢＯＬＴ　Ｗ８００　ＭＴ−０７　ＸＳＲ７００などなど。
タイミングとかその時の財布事情とかあったと思いますが、ホント一歩間違っていたら今私の元にＷ６５０は無かったかもしれません。もらわれ事故も二回ありました（どっちも何故かボルボ）
色々な状況を乗り越えて思うのは結局手放さなくて良かったなということ。かつてはあれだけ走っていたＷ６５０も今はどのくらいいるのでしょうか。閉鎖された他のＷ６５０のＨＰなど見ていると思いますが、こうなればできる限りこのサイトも続けられるよう、でも肩肘張らずに乗り続けていきたいと思います。このホームページ、開設してから16年目となりますが、引き続きご来訪ください。まあ最近はあまりパーツ交換とかやることもなくなってきましたけど。



《追記：110,000km越えてこう思う（２０２０．３）》

２年で１万�qのペースですか。１０万km超えたのがついこの間のように感じますが時の経つのは早いものです。この間についにカヤバのサスがヤレて来たので交換しました。今度のは無名メーカーですがレビューは良さそうだったので購入。問題なく使えています。各所ゴム製品とかジャバラフロントサスカバーなどいよいよ古くなり出しており、どこかで見切りつけて交換しなくてはならなくなりそうです。またスポークもついに錆が出始めています。なによりメーターの表面に何もしていないのにひびが入っていたのは時間劣化が理由でしょうか。燃費は２３〜３０km/Lを維持しており全体の調子は問題なく快適に走っています。丈夫なエンジンだと思います。
Ｗ８００の新型が三種出ましたね。食指が動きそうになりますが、１００万円超はちょっとね。まだまだこいつを大事にしていこうと思っています。願わくば今乗っているW6の新車があれば乗り換えたいなと思うところですが今のこの乗り味が再現できなければ意味がなく、どうしたものでしょうかね（笑）



《追記：120,000km越えてこう思う（２０２１．６）》

１年３ヶ月で１万�qと少し間隔が短くなったのは、コロナ禍でどこにも遊びに行くことができず、三密が避けられるソロツーリングに良く出かけていたからかも知れません。また、この期間中、キャブレター周りの交換、フロントフォークブーツ＆フォークオイルの交換、スポーク徹底磨きなど、お金と時間を使ってメンテナンスをしました。エンジンは相変わらずの気持ち良いフィーリングを楽しませてくれます。
Facebookで「カワサキＷ・エストレヤ交流会」という会に入会、そこに投稿されるネタからいくつもの「近場再発見」もできて入会して良かったと思っていますし、距離が伸びたのはその影響もあります。
今のところ「あれ換えなきゃな―」と言う箇所が無い状態ですが、磨いたスポークも完ぺきにきれいになったとは言えず、いっそ全交換も考えています。それと今更ながらのチューブレス化なども。



《追記：130,000km越えてこう思う（２０２３．１２）》

2年半で１万�q。今更ではあるがサイドバックサポートを購入し、確実装着を行った。それ以外は何の変更も無く淡々と乗っている感じです。スポークの錆が目に付くようになり、張り替えたいのですがメンド臭い作業の様で、積極的にやってくれる店が見つからぬままの状態。
最近セカンドでグロム125を買ったのですが、発進から60�q/ｈくらいまではグロムの方が気持ちいいかもと思っていしまい、ついついグロムばかり乗る日々。これが1万キロ走るのに2年半かかった理由です。
もはや手離すつもりは無いですが、動態保存をしつつ、次なるバイクを検討中。できればＷ８００のチューブレスタイプで振動もう少し抑えたのがでないかなと。それなら乗り換えてもドナドナ気分は和らぐでしょう。そう思うこの頃でありますが、出ないでしょう。